今日、ＴＶの世界仰天ニュースで、歯科用金属が原因で頭皮の毛根が免疫反応により攻撃を受けて、脱毛が生じてしまうという仰天ニュースが取り上げられてました。

　２０１０年の黒クリブログで書いたものですが、黒田クリスタル歯科　吉祥寺で使っている歯科用金属　　保健診療で使用すると決まっている金属です。　http://www.kc-kichijozi.com/%e9%bb%92%e7%94%b0%e3%82%af%e3%83%aa%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%ab%e6%ad%af%e7%a7%91%e3%80%80%e5%90%89%e7%a5%a5%e5%af%ba/394/

また、蓄積した勤続は簡単には体内に出せないということも２０１０年のブログ　歯科用金属の体内蓄積　http://www.kc-kichijozi.com/%e9%bb%92%e7%94%b0%e3%82%af%e3%83%aa%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%ab%e6%ad%af%e7%a7%91%e3%80%80%e5%90%89%e7%a5%a5%e5%af%ba/343/

にも書いています。

さらに、タイムリーだなと感じたのは、数週間前に来院された患者さんに金属アレルギーの既往があり、口の中の金属に関しては、１０年、２０年してから手や足の掌とこに発赤やかぶれが出るという話をしていたり、一昨日には、何度かご紹介のある武蔵野市吉祥寺南の皮膚科、アレルギー科の医院　仁愛クリニックからご報告：ご紹介の患者様で、検査結果が出て、保健診療に必ず使われているパラジウムという金属にアレルギーが強く出ているのでその金属を外してくださいという紹介来院でした。　ＴＶの番組ではニッケルにアレルギー反応を起こしていましたが、このパラジウムという金属にもアレルギーが多いということがわかっています。　日本以外の国で脱パラジウムの動きも進んできています。

　保険診療は安価でできる良い治療ですが、最低限の治療でもあります。　特に昨今花粉症をはじめアレルギーが多くなってきています。　体に接するものはアレルギーの出にくいものが良いと思います。　特にお口の中はアイスなどの零下から熱いお茶などの９０度くらいまでかなりの温度差がある環境で、さらに唾液が循環し湿っています。　こんな劣悪な環境での詰め物ですのでそんな環境に打ち勝てる材料を使いたいのが本音です。

ご紹介でいらした金属アレルギーの患者さんは、幸い使用されていた金属は保険診療で使われている金銀パラジウム合金が一本のようでしたので早速除去しました。次回型取りで、セラミックになります。　セラミックは殆どアレルギーが報告されておらず、且つ天然の歯のようキレイです。　審美的で且つアレルギーによる手足や顔のかぶれや痒みが治まるといいですね。

皮膚炎やアトピー、他アレルギー症状など歯科用金属が関係あるかもとお心あたりのある方は、皮膚科での検査や歯科受診をお勧めします。