歯の痛みには、歯の痛みで神経を取らないと痛みから解放されない場合があります。神経は出来ることならば、取らない方が良いです。神経を取ると虫歯になっても気付かなかったり、栄養がなくなった歯は脆くなり歯の寿命を短くしてしまいます。
そんな中、抜いた親知らずなどから神経の歯髄幹細胞を取り培養、増やした幹細胞を神経を取った歯に戻すことにより新しく神経や血管が出来ることになる。このような研究は厚生労働省が承認したという。
先日山中教授のIPS細胞の研究、ノーベル医学・生理医学賞で歯科、医学界が変わると感じました。
IPS 細胞=万能細胞 がヒトに使われるのはまだ先かと思いますが、歯科の分野での活躍が始めになるのではと、勝手に考えています。
そんなIPS細胞元年 今後抜歯した歯からIPS細胞の培養が活発になるかもしれず、そのIPS細胞から、臓器不全になった際の自分の新しい臓器の再生への可能性を見据え、抜歯した歯を冷凍保存することを可能とした企業と提携し、抜歯する歯を保存することが可能となりました。 保存にはほとんど実費の10年間で8万8千円の保存料金(一日当たり24円相当)がかかりますが、この提携企業、まったく利益無く、保存にかかる経費と、IPS細胞や。歯の移植、細胞の培養への利用のための研究費にその費用を当てています。
今は不要ーだから抜歯します。 だけど、将来的に利用できるかもしれません。 これは、今までも黒クリで抜歯の際にご説明させて頂いていたことですが、今後は今は不要ーだから抜歯もできるし、その抜歯した歯を保存することもできます。と説明が変わります。 今年2012年は医科・歯科において飛躍の年になりました。