本日
テレビ東京で、１０時から放映されていた『本当に患者が喜ぶ歯科医院　』が取り上げられていました。
　新潟を中心に全国展開している歯科医療法人の理事長が出られていました。
内容は、全てが正しいとは思いませんが、一部正しいこともある。という内容でした。　その中で、最新歯科医療の一部として放映されていた内容について、黒田クリスタル歯科　吉祥寺　での見解を書かせていただきます。
　歯科治療の未来像として、インプラントに代わる、失ったの歯の代わりをインプラントではなく、自分の抜いた歯を移植する。　これは、大いにあるべきだと思います。但し、冷凍保存に関しては、まだ微妙かと思います。　冷凍保存にかかる費用はまだかなり高額であり、まだ多くの実績が出ていません。　　抜いた親不知を移植するのなら、抜かずに残し、ダメになった歯が出たときに、親不知を抜いて移植すのが良いと思います。　歯は抜いて１５分で死んでしまいますので、時間が肝心です。
　さらに最新の研究結果で、黒クリの患者さんであるＳさんの開発により、親不知から、歯の周りのクッションとなる歯根膜という非常に重要なものを人工的に作ることに成功し、ヒトにも１例行い、成功したとのことです。　これは、歯科界を大きく変えることとなるかもしれない結果なのです。
　話は、番組に戻って、セレックという器械で、１日で（３時間の診療時間）でセラミックの型取りから、歯が入るまでできる治療法ですが、まだこのセラミックには欠点があります。　光で型取り、そしてそのデータからセラミックの型を削りだすのですが、まだ型取りのスキャンから、削り出しでの間で誤差がでることがあり、緊密に作れないので、その隙間を接着剤で埋めるのです。　まだ改良の余地があるかと思います。この理由で、黒クリでしゃセレックは導入せず、従来通り型を取り、完成まで一週間頂き、良いものを作っております。
　次に、根っこの治療などでマイクロエンドという顕微鏡のようなものを使用して１本の歯の治療が１０万円とのことでしたが、これは良い治療かと思います。　黒クリではすべての診療に拡大鏡のスコープを使用し、より精度の高い治療を提供してますので、断言できます。
　最後に、レーザーにより虫歯を取る治療で、音の不快感や、痛みの軽減はあります。　残念ながら黒クリにはありません、レーザーで取れる虫歯には制限があり、さらにレーザーで虫歯を取るには結構時間がかかります。　そして虫歯を取ったあとの治療には結局、あの音のする器具で詰め物をしたりするのです。　　微妙ですよね。。。　
　より良い治療と快適さを皆様に。　黒田クリスタル歯科　吉祥寺は、そのように考えて診療しております。