2012年も始まって半月が過ぎ、今日の診療では、予約なしの急な新患がいらっしゃいました。 御予約無しなのでお待たせしてしまうこともありますが、急なお痛みのある患者さんは受け入れております。
予診録と行って、診療に当り記入して頂く用紙を拝見すると、紹介でいらっしゃた患者さんで、名前をみると僕が卒業した歯科大の同級生の妹さんでした。 その方は、お父さんは神奈川で歯科医院を開業されており、兄である同級生は、神奈川で大きい病院で歯科医師として勤務されているのです。 なぜに、僕のところへ?と思いましたが、拝見し、治療することに。 診療後、その方の兄である同級生に電話したところ、宜しくとのことでした。 同業者である歯科医や歯科衛生士を診る事はありましたが、歯科医の家族を診るのは初めてでした。 それだけ、信用されていると解釈しようと思い、気を引き締め2012年も皆様にしっかりと診療に当たりたいともいます。
また開業し2年ちょっとですが、本日いらした患者さんでもう1,2年になる方ですが、残念にも歯周病で歯を抜歯しました。 ただ、まだお口全体の治療予定のとちゅうではあります。 その方が今日仰られたお言葉で、『もっと早く、先生に会っていれば、もっと色んな選択肢のある治療が選択できたかもしれない。 何件も何件も歯科にかかり、治療法を相談したが、どこもインプラント・・ばかりで、納得いく説明が無かったと。』 確かに、インプラントは良い治療方法の一つですが、万人に良い方法とは言えない。 一人一人違った歯や骨、歯肉そして、生活環境ですので、それぞれに見合った治療を提案し患者さんと相談した上で治療方針を決定するのが黒クリの歯科治療方針です。
インプラントは良くないわけでは、ありません、今週末インプラントの手術で3本インプラントをいれる予定もあります。 ただ、患者さん一人一人に合った良い治療方法を提案し、相談した上で決定するインフォームドコンセントが重要だと思っております。
2012年 本年も宜しくお願い致します。