月一恒例 勉強会

 昨日は、毎月恒例の勉強会で前歯の治療方法や、その予後(もち)について話してきました。
 その中でも焦点が集まったのはインプラントでした。
インプラントは1965年にヒトに初めて使われました。当院でも使用しているノーベルバイオケア社のブローネマルクインプラントです。日本には40種類くらいのインプラントがありますが、これだけの歴史をもつインプラントは他にはありません。  でも、それでもまだ40年ちょっとです。
 インプラントの50年後はまだ見えてないのが実情です。 なのに世間ではインプラントを簡単に薦める歯科が増えているような気がします。
 インプラントは失った歯を補うには非常に良い方法です。 でも、インプラントが口に入って終わりでなく、その後10年、20年、それ以上と機能する必要があります。 その為には、しっかりと診断し、インプラントが本当に最良の治療方法なのか、他の選択肢はどうなのか、その患者さんに合うのかどうか、予後をフォローできるのかなど、しっかりと考えた上での治療が必要だと考えております。
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