以前行った講演の内容を確認していたら分かりやすいスライドがあったので、アップします。
虫歯の進行ですが、歯はエナメル質、象牙質、セメント質の三層になっていて、エナメル質が最も硬く、それを少しでもつき破って穴があくと、中の象牙質で一気に横に広がり虫歯は進行します。その虫歯の様子を断面でみたのが、このスライドです。 入り口は狭く、中で大きく広がる虫歯、中の茶色の空間の下の茶色は神経の入っている部屋で、ここの近くまで虫歯が進むと、神経をとらないといけない場合が出てきます。 神経をとると、その歯は枯れ木の様に脆くなりますので、なるべく神経はとりたくないものです。 初期の段階での虫歯の発見と、治療をお勧めします。