第5位 応急処置での放置
親知らずなどが腫れた際、歯の周囲を洗浄したり、 うみを出すために、歯茎の一部を切開するなどして応急的な処置が行なわれます。
一時的に症状が改善すると、そのままで様子を見たくなりますが、あくまで対症療法に過ぎず、原因と なっている汚れや細菌などの塊は歯茎の内部にそのままになっているため、しばらくすると前よりももっと 腫れることもしばしば。応急的処置を繰り返すだけでは、だんだん状態が悪化する場合も多いのです。
■第4位 虫歯を薬で埋めたまま放置
新しい虫歯を発見したときなど、病院ではいきなり 削って詰めないで、歯の神経を鎮静させるための薬を 入れ、しばらく様子を見ることがあります。
鎮静効果もあり痛みが消え、穴もふさがるために、 一時的に不満な点が解消され、この段階での放置も考えられます。しかし、この処置はあくまで仮の詰め物処置のため詰め物自体も次第に崩壊していきます。 その後放置してしまうと、とらないで済んだ神経をとるはめになってしまうかもしれません。
治療中断は、治療が長引いたり、治療費がかさむ原因でもあります。治療完了するまで頑張って通院される事をお勧めします。